【第13話】産後の病院生活と、お祝い膳の話
第12話で書いた羊水の吐き戻しのせいで、娘がなかなか部屋に来られなかった話。実はその間、わたしも病室でいろいろなことをしていました。
産後の入院生活、振り返ってみると印象的な出来事がいくつもあります。
「ご飯ってこんなに美味しいんだ」
産後4日目にいただいたお祝い膳。
わたしが入院した病院は総合病院だったので、個人病院ほど豪華なものではなかったけれど、それでも美味しくて完食しました。
食べた瞬間、思わず「ご飯ってこんなに美味しかったんだ」と驚いてしまいました。それくらい、つわり期間中は何を食べても美味しいと感じられなかったんです。
10ヶ月続いたつわりの記憶がここで一気に蘇って、改めて妊娠中の体って本当にいろいろ変わるんだなと実感しました。
育児記録の手帳と、育児スタンプ
妊娠中から楽しみにしていたのが、育児記録用の手帳と育児スタンプでした。
1日1ページのバーチカルタイプで、時間軸に合わせてスタンプを押しながら、授乳やミルク、おむつ替えの記録をつけて。気になったことや、毎日の成長の記録も日記として書き込んでいきました。
妊娠中のエコー写真も一緒に貼ってあるので、今でもわたしの宝物です。
この産後シリーズを書くために見返していますが、当時の手書きの文字を見るだけで懐かしい気持ちになります。出来事だけでなく、育児の工夫やうまくいかなかった失敗談も、このスタンプ手帳にたくさん残っています。
当時はまさか10年以上経ってから、この手帳を見返しながら記事を書くとは思っていませんでした。
でも、あの日のわたしが残してくれた記録のおかげで、忘れていた出来事や気持ちまで思い出すことができます。
育児中は毎日が慌ただしかったけれど、記録しておいて本当によかったと思っています。
また別の記事でも紹介していきたいなと思っています。
待ち時間に、産褥体操
第12話で書いた通り、羊水の吐き戻しで娘がなかなか部屋に来られなかった時間。その間にわたしが始めたのが、産褥体操でした。
子宮を元の状態に戻すための体操だと説明されていて、出産時の持ち物リストに一緒に書いてあったので、見ながら真似してやってみることに。
正直なところ、こんなの聞いてないよ、と思うくらい産後の体はぼろぼろで、痛いところだらけでした。
それでも、時間がもったいない、やれる時にやらなきゃ、という性格が出てしまって、その状態のまま体操を始めてしまいました。
シャワーについても同じで、時間がある時に、せっかく空いているなら、という考え方で、産後3時間弱でシャワーに入りました。
これは条件が揃っていたからこそ
今振り返ると、これができたのは当時のわたしの体力やメンタルが20代だったこと、出産時の出血が少なく大きな問題がなかったこと、娘にも大きな病気がなかったこと。いろいろな条件が揃っていたからだと思っています。
あれから10年以上経った今、同じことができるかと聞かれたら、正直わかりません。
産後すぐに動きすぎることをおすすめしているわけではなく、あの頃のわたしはそういう性格と状況だった、というだけの話として読んでいただけたら嬉しいです。

