【ひとやすみ②】産まれた瞬間、第1希望の名前が違うと思った話
名前を決めたのは、長期入院を退院した翌日のことでした。
夫とそれぞれ候補を考えてきて、並べてみると音の響きや使いたい漢字が被っているものが多くて、あっという間に第3希望まで絞ることができました。
第1希望の名前はとくに気に入っていました。夫が響きを決めて、わたしが使いたい漢字を入れた、ふんわりとやわらかい雰囲気の可愛らしい名前。それぞれの両親にも話をして、本決まりのつもりでいました。
約1ヶ月後、娘が誕生するまでは。
産まれた瞬間、「あれ、違う」と思った
第11話を読んでくださった方はわかると思いますが、娘の産まれ方はなかなか衝撃的でした。
そしてその瞬間に見た娘の表情が、また衝撃で。
意思の強さが全面に出た顔で、周りをじっと見ていました。
その顔を見た瞬間に思ったんです。
「あれ、第1希望の名前のイメージと全然違う…」
ふんわりやわらかい雰囲気の名前は、この子には似合わないかもしれない。でも本決まりだったし、1日悩んでから夫に話してみることにしました。
そしたらまさかの、夫も同じことを感じていました(笑)。
「絶対違うよね?」という夫婦の意見は一致。
家族全員、満場一致で「絶対違う」
さらに驚いたのは、その後それぞれの両親が娘に会いに来たときのこと。
全員が口を揃えて「絶対違うと思った」と言ったんです。
誰一人として「第1希望の名前が合っている」と感じなかった。
産まれて24時間後、全員満場一致で第3希望だった名前に決定しました。
かっこよく、意思の強さを感じる名前。娘が自分でそうなるように選んだのかと思うような名前です。
ちなみに第1希望の名前は…
わたしの見た目のやわらかさと、夫の口数が少ない穏やかな性格を合わせたら合うはずだった名前でした。
でも産まれてきたのは、夫の気の強い見た目と、わたしのはっきり意見を言うところを引き継いだ娘。さらにおじいちゃんの社交性、豪快なひいおじいちゃんの性格、黙っていられない正義感の強いおばあちゃんの性格まで、強いところばかりをしっかり引き継いでいきました。
名前負けしない、というより名前を自分で決めてきたような子です。
10年以上育ててきた今でも、面白いことをよくやってくれます。
今思えば、産まれたその日から娘はずっと娘でした。
名前だけじゃなく、
生き方まで自分で選んでいるような子です。
この子の話はまた改めて書きますね。
学校一怖い先生と職員室で直談判した話もあるので、きっとネタには困りません(笑)。

